愛のカタチ (jump×jump)

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「そりゃ断然、伊野ちゃんでしょ。」


大貴の方が可愛い？
そんなわけっ。僕の伊野ちゃんの方が
可愛いに決まってる。



「ほらな！言っただろ！」


「えぇ〜知念〜それはないってぇ。」


明らかにしょんぼりとしちゃった僕の伊野ちゃん。


「……って、言おうと思ったんだけど
伊野ちゃんが怒るからやーめたっ。」


伊野ちゃんに嫌われるのだけは避けたい。


「わぁ〜知念大好き！」


「はぁ〜？なんだよ知念、俺の方が可愛いのかよ！」


僕に抱きついてくる伊野ちゃんと
ぷんすか怒ってる大貴。


なんなんだ。このバカップルは。


「あぁ、大貴。
それだけは絶対にないから安心してよ。」



大貴めがけて、きっぱりと言う。


「んぇ〜じゃあどうすればいいのぉ〜？」


「どうしようね…伊野ちゃん！」



はっ。勝手にやってろ！！



「別に、その日の気分でいいんじゃね？」



近くで見ていた僕の財布くんが口を挟んだ。





するとその発言にバカップルは顔を見合わせ
互いに頷き合った。




「そうしよっか！大ちゃん！」


「そうしよう！伊野ちゃん！」





…………はぁ。もう勝手してよ。






そのままバカップルは彼らの愛の住みかに
帰っていった。



楽屋に残されたのは僕と僕の財布くんだけ。



「なんだったんだろうね、あれ。
俺らも帰ろっか、知念。」






「うん…
ねぇ、りょうすけぇ？ちゅーしてほしいなぁ。」


「ふふっ、いいよ？何回でもしてあげるっ。」


「ふふっ、嬉しいっ。」





fin.


_____

結果:どいつもこいつもバカップル。


このバカップルシリーズ続きます。笑
定期的に書いていきます。

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