JUMPの残念系女子【紅一点】

◇性格さえ可愛けりゃ ページ2

山田side


はい、皆さんこんにちは
皆のアイドル、山田涼介です←


『ねぇねぇやまちゃーん』

うわ、めんどくさいやつが来たよ


山田「……なに」


『え、今の一瞬の間なんだったの』

Aはそう言ったが、まあいいや、と呟くと、すぐにニヤニヤとして俺を見た


『あのさ、これ見てよ』

そう言ってAはスマホを取り出すと、画面を俺に向けた

山田「いのちゃんと、大ちゃん…？これが、どうしたの」

そこには、いのちゃんが大ちゃんの肩に頭を乗せて寝ている写真が


『え！？わかんないの！？』

山田「いや知るか！」

俺がそう返すと、Aは俺の座っていたソファの隣に腰を下ろして、ずいっとスマホを近寄せた

『いい？まずこれは、いのあり…ならぬ、ありいのなのね。見て、ここ。大ちゃんの肩にいのちゃんが頭を乗せてるでしょ？で、そのまま天使のようなお顔で寝てるのね、いのちゃんかわいい。…あぁでも、このままだと雄也が嫉妬しちゃう。俺の伊野尾くんだー！って……』

高木「いやしねーし笑」

『しないの！？！？』

心底驚いた顔で雄也を見るA

と、思ったら急に俺を見つめた

山田「っ……なんだよ、」


こいつ、顔は可愛いんだよな…
スタイルも良いし…

『最近、やまちね不足なんだよねー。ちなみにどこまでいったの？キス？それともﾋﾟｰ((』

山田「どこまでもいってねぇ」


……まあ性格さえ可愛けりゃ完璧なんだけどな！

◇やまちね→←◇せってい

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