狼青年とは〇〇しない…~Ryosuke.Y~ (ページ8)

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眩しい光で目を覚ますと
時計の針は9時を回り、いつも起きる時間よりも遅く起きたことに気づく。

目をこすりながら起き上がると
隣にはスヤスヤと眠る青年がいた。

子どものように、可愛い寝顔をしていた。

夜は彼に鳴かされ続け、骨抜きにされたようだった。

彼の感触が、まだ全身に残っている…。

ベットから立ち上がり、シャワーを浴びるためにお風呂場へと向かう。

ふと、脱衣所の鏡に目がいくと
首から胸、お腹までキスマークでいっぱいだった。

夜のことを思い出し、体が火照る。

久しぶりな感じ…人の温もり。

そう思いながらシャワーを浴び
昨日雨で濡れた髪や、汗ばんだはずの肌を洗っていく。

心が満たされてる…あの青年のおかげだろうか

キスマークのついていた場所をなぞり、胸が熱くなる。

シャワーを止めお風呂から出ると
適当に体を拭き、適当に服を着た。

タオルを首にかけ、青年が寝ている私の部屋へ足を進める。

見ると、青年は起きていた。

ズボンを履いて、ベットに座っている。
私と目が合うと、分かりやすいように目を逸らした。