はじまり ページ5
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2009年
姫野家の長男・賀月がHey!Say!JUMPのメンバーとしてデビューして2年目のある日の土曜日
賀「おはよー」
母「おはよう賀月くん。朝ごはんもう少し待ってね。」
父「おはよう、今日も仕事？」
賀「そう、でも今日は事務所で打ち合わせとダンスの振り確認だけだよ」
父「そっか、送ろうか？」
賀「やったー！お父さんありがとう！」
そこに姫野家の次男・Aが起きてきた
「ママ〜…」
母「あら、Aちゃんおはよう。今日は学校がお休みの日なのに早起きさんね。」
「おめめ覚めちゃったんだもん」
母「そうなの、じゃあお顔洗ってらっしゃい。朝ごはんの準備するから」
「はぁい」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ママ〜、お顔洗ったよ〜！」
母「お利口さんね、はいじゃあごはん食べましょうか。パパ、賀月くんもお待たせしました。」
「お兄ちゃん、お椅子乗せて〜」
賀「はーい、どうぞ」
「ありがとう！いただきまーす」
まだ夢の中にいる末っ子で幼稚園生の陽大以外が朝食を食べ始める
「お兄ちゃん今日もお仕事？」
賀「そうだよ」
「え〜A、お兄ちゃんと一緒にいたかったのに〜…」ﾌﾟｩ
不貞腐れたように頬を膨らませるA
賀「ごめんね、また今度お休みの日に遊ぼうね。だからほっぺたぷぅしないよ」ﾑﾆｭ
と言いながらAの膨れた頬を優しく潰す賀月
母「Aちゃん、今日はママとパパと陽大くんと4人でお出かけしましょうよ」
父「新しいぬいぐるみとか洋服見に行こっか」
両親も気をそらせるために釣ろうとするが、
「いや！A、お兄ちゃんと一緒がいい！」
普段聞き分けがいいAも寂しさから今日はわがままなようで
母「Aちゃん、お兄ちゃんお仕事だから、ね？」
「やだ！」
とうとう泣き出してしまったA
父「A、泣かないよ。仕方ないことなんだから」
母「Aちゃん落ち着いて」
食事中に泣いてしまったAを泣き止まそうとする両親だが、
涙がポロポロ溢れてくるA
すると、
賀「A、ちょっとだけ待ってて」
と席を外した賀月
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作者名：七星 x他1人 | 作成日時：2022年12月19日 18時
