某J事務所の姫野兄弟 (ページ20)

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一年後ページ20

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Aがジャニーズに入所して1年が過ぎた

学年も上がり、ドラマも経験し、大きく成長していた

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in事務所

橋「A、いっしょに帰る？」

レッスン後、同期で入所した橋本涼が声を掛けてきた
橋本涼は同期だが、年上で、よく面倒を見てくれる兄のような存在になっていた

「ううん、今日はお兄ちゃんがいるからお兄ちゃんと帰る」
橋「わかった」

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しばらく1人で待っていると

賀「A〜お待たせ〜！」

「お兄ちゃん！おつかれさま！」

薮「Aちゃん」
「やぶくんだぁ！！」ﾊﾟｧ

仕事を終えたHey!Say!JUMP
Aは入所以来薮宏太を尊敬し、会うと嬉しそうにしている

山「相変わらず可愛いなぁ」
有「マジで可愛い」
慧「薮ぅいいなぁ」

メンバーはそんな様子に癒されていた

ジャ「you達お疲れ様」
JUMP「お疲れ様です！」
「ジャニーさん、おつかれさまです！」

談笑しているところでジャニーさんが来た

ジャ「Aどうだい、楽しめているかい？」
「うん！たのしい！ぼくね、今日ふりつけしさんにほめてもらえたよ！」
ジャ「そうかい」

ジャニーさんは定期的に同じことを聞き、その度に嬉しそうにしていた

そこで

光「そういえばさ、Aちゃんって自分のこと“ぼく”って言うよね」
裕「あー確かに」

八乙女光がそんなことを言い出した

雄「誰かの真似をしているんでしょ」
知「もしかして気にしてる？」
圭「女の子1人だけだもんね」

賀月以外のJUMPメンバーとジャニーさんはAが1人だけ女の子なことを気にして一人称を“ぼく”にしていると思っていた

賀、A「え？」

兄弟は周りの言葉に驚いた

賀「みんな何言ってんの？」
「ぼく男の子だよ？」

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