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「どう？」
知「凄い、え、凄いよ」
有「見てただけだよね？」
賀「A、いつの間に…」
一通り踊ったAが楽しそうに聞くと驚いてほとんど言葉にできない様子だった
姫野Aのポテンシャルは入所前にも関わらず高かった
賀「俺、１曲通して見たいかも」
山「うん、俺も」
裕「スタッフさんに頼んで１回だけやらせてもらおう」
こうして9人の希望によりAと１曲踊ることになった
賀「A、お兄ちゃんたちと一緒に踊ろっか」
「いいの！？おどる！」
曲はHey!Say!JUMPのデビュー曲『Ultra Music Power』
♪〜
踊りながらメンバーはまた驚いていた
振りがほとんど完璧に入っている
ダンスが苦手なメンバーに至っては自分の方が負けていると思う程
踊り終えると
雄「この子まじで何者？」
圭「俺よりずっと上手だよ」
子供相手にお世辞など全くなく本気でそう思っていたメンバー
すると、
ジャ「you達お疲れ様」
JUMP「お疲れ様です！！」
ジャニー喜多川がレッスン室に入ってきた
ジャ「おや、その子は？」
ジャニーさんもAに目が行く
賀「あ、A挨拶して」
「姫野Aです。７さいです。」
ジャ「姫野…じゃあ賀月、youの妹さんかい？」
賀「はい、今日はマネージャーさんに許可いただいて見学に来て」
ジャ「そうかい」
ジャニーさんはAをじっと見て
ジャ「お嬢ちゃん、おじさんと一緒に見学しようか」
JUMP「え」
“ジャニーさんが見学する”と言うことに緊張感が広がる
「お兄ちゃん…」
Aが不安そうに賀月を見る
賀「あ、大丈夫だよ。ジャニーさんと一緒に見てて」
「うん…」
ジャニーさんは専用の椅子に座り、Aはその隣で椅子に座る
隣に知らない人がいることで緊張しているが、曲が始まると
「…！」
ジャ「…」
また食い入るように見始める
その様子をジャニーさんは見ていた
ジャ「you」
「ｯ！」ﾋﾞｸｯ
ジャ「驚かせてすまないね」
「大丈夫です。ごめんなさい」
ジャ「Aだったかな」
「はい」
ジャ「ダンスは好きかい？」
「えっと、したことはないけどさっきお兄ちゃんたちとダンスした時は楽しかったです」
ジャ「そうかい」
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作者名：七星 x他1人 | 作成日時：2022年12月19日 18時
