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コンビニがすぐ目の前に見えたところで、
『よし、なおちゃんもう着くよ〜』
「ん〜!!♪」
気分が良くなってきたらしいなおちゃん
「「お姉さーん!ふたり?なにしてんの?」」
若い2人組が絡んできた。
うわナンパやん、こんな田舎でする人おるんやほんまに笑
あんまり遭遇したことの無いナンパ野郎たちを上手く追い払いたい、、、
『あ、すみません、ここのコンビニ行くんで、大丈夫です』
「いやいや、フラフラじゃんこの子」
なんていいながらニヤニヤして近寄ってくる
気持ち悪すぎるでしょ、、
「てか2人とも可愛くね?俺らと行こうよ」
大学生くらいかな?
割と若そうな見た目と雰囲気
「えーだれ?」
なんていいながらヘロヘロのなおちゃんはもう使い物にはならない
何とかしないと、、
『すみません、もう、行くんで』
ともう数mのコンビニへ歩き出そうとすると
グイッ
腕を引っ張られる
「まってよ〜笑いいじゃん?」
しつこい人苦手だ、、、こういうのも慣れてない、
すると、プップーと車のクラクション
『あ、たくと』
「なにやってるん?大丈夫?ごめんこの子ら俺の連れ。なんか用事ある?」
と、普段優しいたくとの顔は笑ってなかった
「じゃあね〜」「じゃー」
なんて言いながら去ってくナンパ野郎たち
『ありがとう、たくと、、危機一髪』
「俺タイミングよくね?笑」
いやほんとにタイミングすばらしい
「わーたくとじゃん!なんでおるん?」
た「お前ね、酔いすぎな?Aいたから良かったし、こんな田舎だからよかったけどな、、」
と、かなり言いたげな、たくとくん
『まあまあ、なおちゃんは励ましてくれたんだよ!』
た「?なんかあったん?」
と不思議そうな、たくと
な「ん?たくとなんでこっちにおるん?」
た「俺今帰省中!久々帰ってきたら、Aに呼び出しくらったんだよ、もうまったく」
『いやおばちゃんが言ってたからさ笑多分暇だろうなと?すみません笑』
たくとと私は家が近所だからみんな家族同士も仲がいい!
そんなたくとはいま東京で仕事をしている。
よく分かんないけどリクルート?とかITとかなんか言ってた気がする、、
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作者名:A | 作成日時:2023年5月29日 20時