milk chocolate.... (ページ39)

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ゆうside

Aに別れを告げられた。

まさか別れようとAから言われるなんて、

俺は考えたことも無かった。
いつでも俺を1番に考えてくれてて、どんな時も優しくて、こんないい子いないぞと大学の同期に何度言われたのか分からない

そこそこ俺もクズだったのは理解してた
だからせめて、本気で好きになってからは真剣に向き合って居たつもりだった。

でも、結果やっぱり俺は逃げてしまった。
責任を取るのが怖いのかなんなのか。

別れるのは嫌で、同棲しようとその場しのぎでゆってしまったのもAには、もちろんバレバレな訳で

結婚をするかしないか考えてと言われた時はほんとに頭をフル回転しながら考えた。

でも答えは出なかったんだ。俺最低だ。
Aの将来のことも考えれてなくて、5年近くも付き合ってしまって、、、

「答えが出ないのはそういう事だよ」

そう悲しそうに笑うAの顔はずっと忘れないと思う。

" 実は温度差感じてたんだよね〜笑 "

って言いながら話す彼女はとっても辛そうで、俺は最初から最後まで傷つけてばっかりだと実感する。

たしかに俺テンションは高くは無い方だし、そんなに饒舌な訳でもない。

なのにいつだって彼女は笑ってて、優しくて、俺を許してくれる。

そんな彼女と別れるなんて、ありえない。

まあでも距離を置くだけなら大丈夫だろ、また戻れるきっとすぐに。

そう思っていた。馬鹿な俺は後で後悔することも知らずに。