milk chocolate.... (ページ34)

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ピロロロ〜♪

ん、なんかうるさい、、

うっすら目を開けるとどうやら朝らしい。
眩しい日差しに目がやられそうになる。

ってん？

『え！やば！まって朝』

なおちゃん！やば！
携帯を開くと7:00の文字。

" 大丈夫？"

" とりあえず起きたら連絡して "

" 大丈夫だよね？ "

" ちょまじで起きて "

スタンプを送信しました。

スタンプを送信しました。

と鬼のようなLINEが来ていた。
多分心配してくれたんだろうな、、

申し訳なさすぎて、すぐにLINEを返す。
" ごめん、今起きた、！ "
" すぐ向かうね！ "

と送ると、◯◯広場で待ち合わせしよ！急がなくていいからね！と返事が来た。

良かった、たぶんなおちゃんはひとりじゃ無さそうだ。かわいいから、何かあったら心配だ。

急いで準備をして、チェックアウトを済まそうと受付へ行くと、

「ありがとうございます！チェックアウトですね！あのこちらお連れの方からお預かりしております。お気をつけてお帰りください」

と可愛い女性のホテルマンの方がタクシーチケットを渡して下さった。

え、もしかして、てるさん？
結局タクシー代帰ってきてるやん、、

なんて素敵な人なんだろ。わざわざ申し訳ない、

『あとでLINEしとかなくちゃ。』

なんとかタクシーを呼んで無事、なおちゃんと合流できた。

広場に着くと足早に駆け寄ってきたなおちゃん。

「大丈夫だった！？あいつと！！」

『なおちゃんこそ！！大丈夫だった？嫌なことされてへん？』

すると、ん？と不思議な顔をしているなおちゃん

「全然っ！大丈夫！！寧ろ私は楽しかった！でもAが心配でさ、あの後、」

『全然大丈夫ではなかったんだけど、大丈夫だったよ！』

え、どゆこと？大丈夫だったん？
と凄く興味深々に食いついてくるなおちゃん笑