milk chocolate.... (ページ26)

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どうしよ、タクシー乗り込んでしまったものの、、
持ち合わせないし、下ろしてもらったら近くのビジホでも行こっかな。

なんて考えてたら、タクシーの揺れが心地よくて、瞼が重くなってきて、意識を手放した。

トントン

肩を叩かれてる？あれどこだったっけ、
眠い目を擦りながら目を開くと

｢ここ、俺泊まってるとこ｣

『え、めっちゃ高そう、、』

着いた先はかなりおっきい綺麗なホテル。

とりあえず降りないと。
いやタクシー代も払わなくちゃ。

『あの、お金払います』

｢俺が乗ってきたかっただけだから大丈夫安かったし近いから｣

『結構乗ってましたよね？』

｢いや10分ちょいくらいだよ大丈夫。心配すんな｣

『じゃあ、ありがとうございました！！とってもたすかりました、、、ではこれで私は失礼します！』

そうお礼を行ってさらっと去ろうとしたところ

｢おい、まて｣

グッと腕を引っ張られて引き止められた

『ひぃ、へ？』

もう頼むからはなしてくれ、お金ないんです。
手持ちが、、涙

｢また同じことになるぞ？｣

そりゃそうだもう時間帯も時間帯。
携帯をみると2時くらいになろうとしている。

また変な男に絡まれるのも勘弁だ。

でもタクシー代も払ってもらったうえにホテル代までなんて申し訳ない。

ましてや、今日助けて貰ったばっかりでほぼ初対面の人だ。