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昼休み 。
『非常階段に来い』って石澤さん達に呼び出された 。
「 何かご用ですか ? 」
結城さんと花崎さんは静かだけど
石澤さんからの視線が痛い 。
絵里「 お前さ…なんで竜太くんとキスしたんだよ 」
「 してないですよ 」
絵里「 よく平気で嘘付くよね 」
「 嘘なんかついてない 」
絵里「 それが嘘だって言ってんの !
うちら見たんだからね ?
あんたと竜太くんが保健室でキスしてるとこ 」
私、意識なかったのに 、どうやってキスするの… ?
「 やってないですって
私はあの時、眠ってたんです 。
それで、唇の感触で目が覚めた時
目の前には、確かに佐山さんがいました 。
でも、私はほんとになにもしてません 」
絵里「 …嘘ばっかり 。
あんたは本当に根っからのクズね 。 」
肩を押されて…身体が傾いた 。
ああ、、だから非常階段だったんだ…
階段から転げ落ちて、頭を打った 。
「 …ごめん、、なさ、… 」
それだけを呟いて、意識を無くした __ 。 。
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作者名:瑠花 | 作成日時:2017年10月19日 18時