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# 48 ページ49

昼休み 。

『非常階段に来い』って石澤さん達に呼び出された 。









「 何かご用ですか ? 」









結城さんと花崎さんは静かだけど


石澤さんからの視線が痛い 。









絵里「 お前さ…なんで竜太くんとキスしたんだよ 」









「 してないですよ 」









絵里「 よく平気で嘘付くよね 」









「 嘘なんかついてない 」









絵里「 それが嘘だって言ってんの !









うちら見たんだからね ?


あんたと竜太くんが保健室でキスしてるとこ 」









私、意識なかったのに 、どうやってキスするの… ?









「 やってないですって









私はあの時、眠ってたんです 。









それで、唇の感触で目が覚めた時

目の前には、確かに佐山さんがいました 。









でも、私はほんとになにもしてません 」









絵里「 …嘘ばっかり 。



あんたは本当に根っからのクズね 。 」









肩を押されて…身体が傾いた 。









ああ、、だから非常階段だったんだ…









階段から転げ落ちて、頭を打った 。









「 …ごめん、、なさ、… 」









それだけを呟いて、意識を無くした __ 。 。

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作者名:瑠花 | 作成日時:2017年10月19日 18時

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