お 前 が 好 き だ 。 Daiki.A

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それから私達は、満員電車に乗った。
なぜか私をはさんで。

すると、隣からピコンという音がした。







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慧「 …は、 」


大貴「 あれ、彼女？ 」


慧「 んーうん 」


「 え！ 」








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伊野尾先輩って彼女いたの！？
なんとなくそんな気はしてたけど…うん







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慧「 別れてーだって 」


大貴「 あーあどんまい 」


慧「 今回は長く続くと思ってたのになぁ 」








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" はぁ… " って、本当に落ち込んでる伊野尾先輩。
とっかえひっかえしてるのかと思ったらちゃんと大事にしてるのかな。








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慧「 もー、いっそのこと柚ちゃん俺の彼女なる？ 」








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…は？




何を言っているんだこの人は









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大貴「 は！？柚ちゃんは渡さないし！ 」


慧「 でも大ちゃんのじゃなくなーい？ 」


大貴「 う… 」









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前言撤回。
この人、やっぱり絶対とっかえひっかえしてる。
そしてこの言い合いはなんだ。









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「 … 」


大貴「 ちょっと柚ちゃん困ってるじゃん 」


慧「 大ちゃんが悪い 」


大貴「 なんで俺！？ 」


「 あのー… 」









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何！って顔してるけど、電車ついたんですけど…









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「 えーと、お先に失礼します 」


大貴「 え！？待ってよ！ 」


慧「 柚ちゃんひどーい 」









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いや、あなた達が悪いんですよね！？←


私がすたすたと歩く後ろを速足で追いかけてくる先輩達。








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更新遅なってすいません！
作者、テスト期間でして…もう少ししたらたくさん更新するんで待っててください！





柚

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