雑誌1 ページ40
「拓実くん。次だって〜。」
拓「ん、すぐ行く。」
今日はみんなで雑誌の撮影。
2人組で拓実くんとのペアになった。
パステルカラーの衣装で拓実くんはピンク、私は水色のかわいいミニ丈のワンピースを着ている。
ソファに座って撮影が始まる。
拓実くんに寄りかかってみたり、逆に拓実くんが寄りかかってきたり。
決めるところは決めるけど衣装に合わせた楽しい雰囲気で撮影が進む。
ｶﾒﾗﾏﾝ「いいねいいね！次、2人で向き合ってみようか！」
そうカメラマンさんに言われて拓実くんと向き合う。
お互い少し恥ずかしくなって笑う。
拓「なんか、こんな思っきし向かい合うの恥ずかしいな笑」
「ふふっ。そうだね笑」
ｶﾒﾗﾏﾝ「いいよ2人とも。そのままもう少し距離詰めて〜。」
だんだん距離を縮める。
気づけば目の前に拓実くんの綺麗な顔が。
あとちょっとで鼻と鼻の先が触れそうな距離。
拓「…」
「…」
お互い無言で見つめ合う。
すると拓実くんの手が伸びてきて私の頬に触れる。
拓「…かわいい。」
真顔で、しかも至近距離でそんなことを言われて照れないはずがない。
拓「ははっ、真っ赤やん笑」
「〜っ。」
笑われたのが悔しくて私も拓実くんの頬に手を添える。
「拓実くんのほうがかわいいよ。」
そう言うと、
拓「かわいいじゃなくてかっこいいって言って欲しいねんけど…。」
ちょっと拗ねたような顔で言う。
「ふふっ、もちろんかっこいいよ？普段もかっこいいし、撮影になるとスイッチ入って更にかっこよくなるもん。いっつも目が離せなくなる。」
真っ直ぐ拓実くんの目を見て言う。
拓「これ、照れるな笑」
「拓実くんも真っ赤だよ笑」
ふふん、と笑ったあとドヤ顔をすると、頬をむにっと引っ張られた。
「いひゃいいひゃい。」
拓「ははっ」
もう一方の手も追加して両手で引っ張られる。
ｶﾒﾗﾏﾝ「仲いいね〜、いいよいいよ！」
拓「もっちもち。あはっ、めっちゃ伸びるやん笑」
びよーんと私の頬を引っ張ってけらけら笑う。
笑いすぎでしょ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 586人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - JO1大好きです最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね。 (2020年10月14日 8時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！更新速度はあまり早くないと思いますがよろしくお願いします！ (2020年9月13日 0時) (レス) id: 43583efbe5 (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 最高過ぎます！めっちゃおもしろいです！！！これからも楽しみにしています！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: 9a77a958e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朔 | 作成日時：2020年9月10日 23時
