風邪3 ページ18
「へっ！？」
純「冗談やって笑 驚きすぎ笑」
急に近づいてきてそんなこと言うから驚いて変な声が出た。
純「顔真っ赤やで笑」
「うるさい。熱のせいだもん！」
純「そうやな笑 ほら堪忍して薬飲み。」
「…はーい。」
お水と薬を受けとって覚悟を決める。
純「口に入れたらすぐに水で押し流すんや。勢い大事やで。」
純喜くんにアドバイスをもらって、薬を口に含む。
すぐに水を飲んで薬を押し流す。
するとスッと薬が喉を通った。
「…飲めた。」
純「えらいやん！よくやった！」
いっぱい褒めてわしゃわしゃと頭を撫でてくれる純喜くん。
純「今日はもうゆっくり寝とき。体冷やさないようにな。」
そう言って毛布をかけてくれた。
ベッドに腰掛けてさっきとはまた違う、優しい手つきで頭を撫でてくれる。
純「ほな俺練習行くから。ちゃんと寝てるんやで？」
そう言ってベッドから立ち上がろうとする純喜くんの手を咄嗟に掴む。
純「どした？」
「あ、ごめん…。なんでもない…。」
行ってほしくない、なんて言えない。
もうちょっと側にいてほしいなんて。
純「Aが寝るまで側にいようかな。」
と言ってベッドに腰を掛け直す純喜くん。
純「ちゃんとおるから安心して眠り。」
手を握って頭を撫でてくれる。
その顔がいつもより優しくてすごく安心した。
そのまま目を閉じるとすぐに眠りについた。
純喜side
しばらくするとスースーと規則正しい寝息が聞こえる。
そっと手を離し起こさへんようゆっくり歩く。
さっき作ったお粥の洗い物をしてもう一度Aの元へ。
朝よりは顔色がよくなっててとりあえず安心やな。
出てく前に冷えピタ貼り直すか。
「あんま無茶せんでな。」
冷えピタをはがしながらそう小さく呟く。
Aは唯一の女子メンバーで一部のファンからは色々言われてる。
A自身それをすごく気にしてるし、悩んでるのはメンバーみんなが知ってる。
せやから普段から人一倍努力して頑張ってんのも無理にでも笑顔つくってんのも知ってんで。
でも全然頼ってくれへんし、まず年上に見られてんのかも怪しいし笑
そんなAを見ていると愛おしく思えて
「ほんまに、俺をもっと頼ってや。」
そう言っておでこにキスをする。
そしてすぐに冷えピタを貼って部屋を出た。
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美紀 - JO1大好きです最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね。 (2020年10月14日 8時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！更新速度はあまり早くないと思いますがよろしくお願いします！ (2020年9月13日 0時) (レス) id: 43583efbe5 (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 最高過ぎます！めっちゃおもしろいです！！！これからも楽しみにしています！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: 9a77a958e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔 | 作成日時：2020年9月10日 23時
