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雄「泣き止むのおっそいなー」
『うるさい！』
あれから私も泣き止み、すっかり元気を取り戻した。
と、同時に放送がなり、
「まもなく学校が終了しますので、
生徒の皆さんは速やかに下校してください。
なお、明日も模擬店がメインとなりますので、準備は今日のうちに済まして明日はがんばりましょう。」
もうこんな時間なんだ。
屋上から下を見ると、次々に校門を出る生徒達。
と、そのなかに
『あ、大貴』
雄「え」
一人の女子と仲良く手を繋いで帰っている大貴を発見した。
私以外の女子と2人きりとか何考えてんのあの人。
雄「お前、いいのかよ」
『今行ったところで言い合いになりそうだからいいよ。』
雄「あっそ、俺知らないからな」
『分かってるし、帰ろ！』
雄「おう」
大貴と付き合っていることは学校中誰もが知っていることだけど、
まだ狙っている人はたくさんいるだろう。
おそらくあの子もそのうちの一人…
大貴のことは信じてるつもりだけど…
なんでだろう、信用できなくなってしまいそう。
雄「柚？」
『あ、ごめん行こ』
私は少し前を歩いている雄也の隣まで走って追いつく。
そして隣を歩いた。
『ねえ雄也ってさ…』
雄「なに？」
『好きな人いる？』
最近たまに気になること、
雄也の恋愛事情←
だってこういう時しか聞けないじゃん！！
雄「え、いるけど」
『え』
雄「聞いといてなんだよ」
そう言って少し耳を赤らめる雄也。
私は雄也に好きな人がいたことにびっくり。
『いやー？誰！』
雄「言わねーよ」
『教えてよー！』
私は雄也の体を揺らした。
その次の瞬間、後ろにぐいっと引っ張られた。
目の前には雄也のびっくりしたような顔。
私のお腹のあたりには、見覚えのある腕。
『大貴、』
大「なにしてんの」
最悪だ。
相変わらずタイミング悪い。
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るな(プロフ) - このお話ドストライクすぎます(>_<)更新頑張ってください！！ (2017年12月2日 21時) (
レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - さぼちぃ♪さん» ありがとうございます！わかりました！！ (2017年11月5日 22時) (レス) id: be78832215 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - カイリさん» ですよね！(´ｰ｀＊) ありがとうございます！！ (2017年11月5日 22時) (レス) id: be78832215 (このIDを非表示/違反報告)
さぼちぃ♪ - S岡くん、凄く好きです！伊野尾ちゃんとちぃちゃんも好きなので、よく見てます！これからも頑張って下さい！あと、図々しいのですが、私も小説を作っているので、もし良ければ見てください！ (2017年11月5日 1時) (レス) id: 49622c30e6 (このIDを非表示/違反報告)
カイリ - オス岡いいですね！この小説大好きです (2017年10月23日 21時) (レス) id: 3007d89e6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚 | 作成日時：2017年9月9日 20時
