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大「柚?どこ行くの?」









『雄也のとこ。多分サボってるから屋上だよね!』









最近少し気になってる事。



私が雄也の名前を出すと、大貴は複雑そうな顔をする。

なんでだろう?









大「なんで?」









『文化祭のこと。行くのかなって思って。

去年来てないから今年は来てほしいし!』









大「…あー」









また複雑そうな顔。





大貴は何分か黙ってたから、もう行こうと思って歩き出すと、

私の腕を掴んできた。









大「、柚ってさ…」









『うん?』








大「…いや、何でもない。

行っていいよ」








『え、あ、うん…』









大貴がそっぽを向いた時はそっとしてほしい時。


だから、私は屋上に向かった。






やっぱりいた。









『雄也』








雄「柚だ。どうした?」









『さっき、クラスで文化祭の話してたんだけど

雄也、文化祭来るかなーって』







雄「あー…

行った方がいいなら行くけど」









なんだそれ、



来るかどうかを聞いてるんだよ!←









『それは雄也しだい』









そう言って、私は雄也が座ってるベンチに座った。


ちょっとびっくりされたけど…









雄「じゃあ行くよ。

去年行ってないし、柚は来てほしそうだし笑」








『は、』







雄「うそうそ、笑






ありがとな」








『え?』









何も感謝されるようなことしてない気がするけど…



雄也はまっすぐ前を見て、こっちを見ずに続けた。









雄「俺のこと闇の中から連れ出してくれて」







『闇…?』








雄「俺、去年はヤンキーだったけど

柚と出会ってから変われた気がするんだ」







『そんなことないでしょー』









私は少し茶化してみるものの、



雄也の目は何も変わらず真剣な眼差しだった。









雄「学校に来れるようになったのも、

楽しいっていうのが何なのか分かったのも、



全部柚のおかげだと思ってる。ありがとう」









おそらく雄也は、本当に優しい人なんだろう。


外見で判断してたけど、すごく良い人だ。






私は、雄也と出会えてよかったって改めて思った。









『こちらこそっ』









雄「…盗み聞きはだめだよ?有岡くん」









『へ?』









後ろを振り向くと、大貴がいた。





いや、いつから!?

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るな(プロフ) - このお話ドストライクすぎます(>_<)更新頑張ってください!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: 8cb6705672 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さぼちぃ♪さん» ありがとうございます!わかりました!! (2017年11月5日 22時) (レス) id: be78832215 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カイリさん» ですよね!(´ー`*) ありがとうございます!! (2017年11月5日 22時) (レス) id: be78832215 (このIDを非表示/違反報告)
さぼちぃ♪ - S岡くん、凄く好きです!伊野尾ちゃんとちぃちゃんも好きなので、よく見てます!これからも頑張って下さい!あと、図々しいのですが、私も小説を作っているので、もし良ければ見てください! (2017年11月5日 1時) (レス) id: 49622c30e6 (このIDを非表示/違反報告)
カイリ - オス岡いいですね!この小説大好きです (2017年10月23日 21時) (レス) id: 3007d89e6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年9月9日 20時

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