笑顔の裏の顔。( Daiki.A )

33 ページ36

.









大「柚、顔真っ赤w」









『うるさいばか、』









大「ごめんごめんw」









こんな言い合いも久々。






やっぱり私、


大貴じゃないとだめだ、









『…、すき』








大「どうした急に？

俺も好きだよ」









『へへ、』









今日また




好きが増した気がした。









慧「お熱いこと」









愛「ほんと〜」









大「だからお前らは覗き見すんな！w

いつもいつも…」









はぁ…とため息をつきながらも、









楽しそうにニヤニヤ笑ってる大貴。





ほんとに2人のこと好きだよね。









慧「ごめんなさいね〜」









大「…ったくw」








愛「とりあえず元に戻ってよかったよ」









『いつもいつもごめんね』









大「なんか、こうなった

原因が分からないぐらいだよね」









『ごめん、私覚えてない』









大「いや、うん。思い出さないで、

いや…思い出さない方がいいっ」









なぜか急に焦り出す大貴w








私は

何があったんだかほんとに覚えてない。









『じゃあ思い出さないでおくよ』









大「うんっ」









そう言って



ふぅ…っとため息をついた。









慧「じゃあもうHR始まるし戻ろ！」









「「うん！」」









また4人で楽しくやれそうな気がした。









.








お弁当の時間。









『あ、それ私のたまごやきっ』









大「いーじゃん、うまっ」









『もう…』









大貴のおかずも取ってやったしっ








.









放課後。









大「柚帰ろ〜」









『うん！』









慧「じゃあね〜」









『ばいばい！』









大「じゃあなー」









すっごく平和。





何より大貴といられることが幸せ









一緒にいられなかった時間が







なかったことににでもできるぐらい








今はとても楽しい。









大「柚、これ」









渡されたのは、





小さな箱。









『これなーに？』









大「まあまあ開けてみて？」









開けると、





見たことあるような香水らしき物が入っていた。









『あれ、これ…』









大「俺がつけてる香水の色違い。

柚、前から俺の部屋に置いてあるやつ気になってるみたいだったからさ」









『…大貴、ありがと！』









大貴はほんとによくみてる。

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す