■Story.7 ページ7
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涼介「Aはどこの部屋になるの?」
大貴「うわっ、いきなり呼び捨て!?」
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涼介「別にいいよね、A?」
あ「え、あっ、うん。」
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大貴「だったら、俺もそう呼ぶ!」
涼介「え、お前はダメ。」
大貴「何でだよ!」
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私を挟んで頭上で行われる会話。
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戸惑っているとぎゅっと両手を掴まれて
潤んだ瞳の少年が目の前に。
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侑李「僕、侑李っていうの。よろしくね。」
あ「あ、よろしく。」
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侑李「フフ、可愛い。てことで、Aは
僕と同じ部屋で……「もう決まってるから。」
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涼介「そうなの!?」
裕翔「そうですけど?A、ちょっとついて来て。」
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グイッと手が引っ張られて、生徒会室の
更に奥の部屋に連れて行かれた。
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裕翔「隣の部屋は俺。その反対側は涼介。
向かいは侑李で、その隣は大貴。」
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あ「一人、部屋?」
裕翔「そうだけど、誰かと一緒の方が良かった?」
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部屋に入るとすぐに壁際に追い詰められて、
ドンッと左手が顔の横に来た。
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裕翔「寂しかったらいつでも俺のところおいで?
他の奴らのところじゃなくて俺のとこにね。」
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あ「んっ…………//」
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一瞬だけ触れた唇はすぐに熱を帯びて。
彼はニコリと笑う。
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裕翔「裕翔って呼んでね、俺のこと。」
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年6月21日 18時