■Story.6 ページ6
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だけども、壊れる寸前にその人の指は止まって、
体がゆっくり離れた。
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裕翔「邪魔者が来そうだからこの辺にしとく。
また、続きしよう?」
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チュッという音が部屋にひびいて
その人は私の前でニコリと微笑む。
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裕翔「早く服着ないとその恰好他の人にも
見られちゃうよ?多分、サボりに来るから。」
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あ「えっ……あっ……//」
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裕翔「フフ、本当反応がいちいち可愛いね。
あ、俺のことは裕翔って呼んで。」
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渡されたリボンを受け取って
制服の乱れを整える。
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そうすると、ちょうど部屋のドアが
大きな音を立てて開いた。
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涼介「あら、新人ちゃん!」
大貴「何だよ、裕翔抜け駆けか?」
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裕翔「抜け駆けって、別に生徒会のことを
会長として色々教えてただけだよ、ね?」
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侑李「怪しい。」
涼介「絶対嘘だな。」
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大貴「Aちゃん、変なことされてない!?」
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肩ががしっといきなり掴まれて
前後に振られる。
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大貴「変態からは俺が守ってあげるから。」
涼介「一番変態が言うな。」
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侑李「さっきも先輩と保健室で……」
裕翔「お盛んですね。大貴君は。」
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全然話に入っていけない。
私、このまま生徒会に入って大丈夫なのかな?
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年6月21日 18時