オシエテアゲル。 N.Y×R.Y×Y.C×D.A (ページ50)

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■Story.50 ページ50

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あ「じゃぁ、もう一回言う?」

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バタンとドアが閉まって、私の部屋に二人きり。

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裕翔「いや、それはいいかな。

こっちも欲しいから、ね?」

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あ「ﾝｯ…………//」

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塞がれた唇のせいでますます脈打つ体。

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異常なほどのﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝという音に

心臓が壊れるんじゃないかと思った。

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裕翔「ねぇ、A…………」

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私はこんなに息をするのも辛いのに、

唇を離してすぐなのに彼はいつもの余裕な表情。

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裕翔「今日、一緒に寝てもいいよね?」

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あ「えっ……………」

裕翔「何もしないからお願い。」

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切なげな瞳で見られるとどうしても頷いてしまう。

彼の全てが私を狂わせているの。

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裕翔「何かしてほしいならするけど……」

あ「い、いいです!じっと、じっとしてて下さい。」

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ベッドに入った後も私の体は抱きしめられたままで

距離が物凄く近くて、緊張する。

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一緒に何度か寝ているのに慣れなくて。

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裕翔「健全な男の子にじっとしてて、何て

これ以上酷なものは無いね。」

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あ「健全な男の子、なの?」

裕翔「いや、俺……どう見えてるんですか?」

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裕翔の指が一瞬閉じた私の瞼を優しく撫でる。

ﾄﾞｷﾄﾞｷが止まらない。

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あ「どうって……会長さん。」

裕翔「そのままですか。」

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あ「うん、ｶｯｺｲｲ会長さん……何じゃないかな。」

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来週中に移行します(^ω^)