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■Story.22 ページ22












侑李「あれ、去年の体育祭の予算の資料……」

大貴「多分、保管庫じゃねぇ?」





























みんなの仕事ぶりをボーッとみていると

そんな会話をしている二人がいて。







































あ「あ、私とってくるよ。保管庫って1階の一番奥だよね。」





























大貴「じゃぁ、俺も……」

あ「大丈夫だよ。去年の分だけだし。」







































あまり使われていない保管庫は少し埃っぽくて

去年の資料が入っている棚を探す。







































あ「あ、あった!」







































だけど、体育祭の資料は私が手を伸ばして

ギリギリ届く程度で。







































あ「んー………………」







































やっと、ファイルに手が届いて、引き抜くと。







































あ「うわっ…………!」







































その上にあった資料が雪崩のように落ちてきてしまった。







































あ「った………」







































重いファイルが当たった体は少しジンジンして。





























だけど、早く持っていかなければならないので

急いでファイルを元の場所に戻そうとしたら







































「お嬢さん、大丈夫?」







































私より先にファイルを手に取って、

元の場所に戻してくれる男の人がいて。







































その人は制服ではなくて、白衣を着ていた。







































あ「誰、ですか?」

「誰って、保健の先生でしょ。」





























あ「きゃっ……!」

「怪我してるし、保健室で手当てしようね?」








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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年6月21日 18時

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