■Story.17 ページ17
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侑李「僕も男だからね?」
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スーッと首筋が指で撫でられて、
だけども、背中にしていたドアが開いて。
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ふわっと後ろから包まれた。
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裕翔「今日はお目覚めがいいんだね、侑李。」
侑李「そっちこそね。」
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裕翔「俺の部屋の前でいちゃつくなんて。」
侑李「見せつけたい主義だからね。」
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私を間に交わされる会話。
戸惑っていると、残りの二つのドアも開いた。
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大貴「あら、プリンセスはお目覚めが早いのね。」
涼介「お目覚めが悪いプリンスはお前だけどな。」
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裕翔「A、ほら。本当に急がないと遅刻するから。」
あ「あ、うん。」
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自分の部屋は昨日とは全く違った。
何もかもが夜のうちに用意されていて。
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制服もアイロンが掛けられたみたいで
ハンガーに綺麗にかかっていた。
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あ「すごいところ、来ちゃったなぁ。」
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制服に着替えると、彼ら4人と同じ香りが
ふわっと香って、
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そして、部屋に3回のノック音。
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涼介「A、朝ごはん。みんなで食べるよ?」
あ「あ、うん。」
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涼介「びっくりしてる顔だね。これ、
多分裕翔が手配したヤツが運んだと思うよ。」
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あ「あ、そう……なんだ。
裕翔ってすごい人何だね。」
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涼介「うん。お父さんがすごい人だから。
超有名会社のしゃっちょさーんだからね。」
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2013年6月21日 18時