ジュリエッタ 2 snm SW

三文字 ページ14

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「何か飲みますか？」


「いや、いいわ…ってなんでそんな端っこにいんの？」


「えっと、やっぱり何か淹れようかな」と立ち上がったら

腕を掴まれ体勢を崩して渡辺さんに覆い被さるような形になった


「あ、わ、ごめ、ん」

離れようとしたところを引き寄せられて強引なキス

「逃げんなよ」


「あ、ちょっと、待って」


「もう待たない」


「ん…」


今度は優しいキスが降ってきた
キスって気持ちいいんだ…
意識が遠くなりそう


「おい、ちゃんと息しろよ？」

って声で引き戻された

すっと息を吸い込むと少し頭がはっきりした
私は呼吸を忘れていたみたい


「大丈夫？」心配そうに覗き込む渡辺さん


「ごめんなさい…」


「謝んなくてもいいよ」ソファーに座り直すとポスっと頭に手をやりぽんぽんと撫でる


「あの、シャワーしますよね？お風呂入りますか？」


「ん、じゃあ一緒に入る？」


「はいりません」


「なんで？じゃあ後にする？」


「あ、あ、後って？？」

後ってなんのあと？やっぱりアレのあと？


「くははっ、お前意識しすぎ、俺まで緊張するだろ」


「もぅ、渡辺さんみたく慣れてないんだから」


「お前失礼だよね、俺だって慣れてねーよ」


「それは絶対嘘だ、初めてであんなに気持ちいいキスできるはずないもん」


渡辺さんはニヤニヤして


「ふーん、俺とのキス気持ち良かったんだ」


「もう、ほんと揶揄わないで」


恥ずかしくてどうにかなりそうだよ


「なぁ、先に風呂入って来いよ」


「えっ、わ、渡辺さんからどうぞ？」


「じゃあ、先に借りるわ」頬にちゅっとキスをして
お風呂へ行った


あ、着替え…
ビックサイズのtシャツと短パンを用意して風呂場へ置いておく

出ようとしたらお風呂のドアが開いて


「え？のぞき？」


「ごめん！き、着替え置いといたから」見ないように慌てドアを閉めた


全然焦る様子も無いしやっぱり慣れてるじゃん…


その後お風呂から出た渡辺さんと入れ違いで風呂へ入る
キャミ型のパジャマに着替えナイト用の白粉をして
渡辺さんが待つリビングへ向かうとソファーでうたた寝を
してた彼

起こそうと近寄る

うわっ、お肌綺麗…透明感半端ない

近くで顔を観察してるとぱちだと開いた目が合った

「うわ」

「え？俺襲われんの？」


「違うし、ここで寝たら体痛くなるよ」


手を繋いで寝室に案内する

ベッドに腰掛けて「おいで」と言った

彼女の条件→←キス

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