ストーカーさんの妹さん【はじめしゃちょーの畑】

妹さん７ ページ7

たなっちside

今日も畑にゴンさんの妹が遊びに来てくれた。俺とも年齢が近いからかとても話しやすく、明るい女性だ。

『たなっちさん！そっち行きました！』

たな「おーけー任せて！」

トマ「そう簡単には捕まんないっすよ…！」

『あ！逃げられた！！』

俺たちは今鬼ごっこをしている。そして、鬼は俺とAちゃん。範囲は駿府城公園。

『広すぎて見つけても逃げられちゃいますね…挟み撃ちも通用しないなんて、どうやって捕まえればいいんでしょう』

たな「このままだと誰も捕まえられずに俺たち罰ゲームですよ…」

『罰ゲーム、まさか髪染めですか？ペヤングGIGAMAXですかそれともEND？』

いや、Aちゃんの口から発せられる罰ゲーム重い。
その時、植木の陰からはじめさんが見えた。俺は全力ダッシュではじめさんを捕まえる。

たな「あ！はじめさんタッチ！」

はじ「あーくそ、捕まった。だけど残念でしたー！時間切れでーす！みんなー集まれぇい！！」

たな「え、みんな一緒に行動してたん、そりゃこの広い敷地内で見つけられるわけないわ。」

俺のところに走ってきたAちゃんははあはあと息を整えている。

やふ「ボス、罰ゲームどうしますか？」

はじ「ん〜、Aちゃん髪染めオーケー？」

『私は大丈夫ですけど…』

まさか、ほんとに髪染めするんか！！

だい「ブリーチ３回でどう？」

けん「え、金髪にするんすか？↑」

いやいやいや、俺はええけどAちゃんまだ学生よ。急に金髪にしたらそれこそ友達とかも驚くんじゃ…

トマ「金髪に染めやしょ」

『金髪！一回してみたかったんです！金髪〜♪』

えええ、意外にもAちゃんが乗り気で驚いている

はじ「じゃ、帰って染めるかー」

たな「……おぉ〜」

俺はあまり乗り気じゃないんすけどね

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