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それから夜蛾センから学校の話がされて、やっと高校らしくなってきたなと思っていた頃。
「それと夜宵、悪いんだが…」
「はい？」
なにやら言いにくそうな顔で切り出されるので思わずこちらも身構える。
「お前には基本、外で任務を受けてもらうことになる」
「？……それ、みんなも同じじゃないですか？」
「お前は特に例外だ。呪術師は基本祓うことがメイン。お前みたいな、守りに徹した呪術師は少ないんだ。
上からの要望でとにかく経験を積ませることになった。…1ヶ月に2、3回自室に戻れれば良いほうかもしれん」
「…………………まじすか」
話によると、早速明日から任務だそうで。
これでは五条と夏油、二人に顔を合わせる機会がないじゃないか。推しなんだから一目くらいなら見てもバチは当たらないと思っていたのだけど。
「なるべく同期と顔を合わせる機会は作ってみるが…それでも、今年1年は多忙になると思ってくれ。…すまない」
「いえ…上の決定なら仕方ないですよ。別にみんなと仲良く青春したいとか思ってないですし…」
「本当にすまない………任務終わりに、硝子に診てもらえるように取り合ってみはするが…」
「2人には私が話しとくから」
「何を…？」
「Aのこと」
「まじやめて」
…なんか、硝子とは仲良くやっていけそうな気がする。明日から任務があると告げられて絶望している私を慰めてくれた。任務後に硝子の顔が拝められるだけでもありがたいと思うべきなのか。
「…というか、1ヶ月に2，3回しか帰れないのに硝子に診てもらえるんですか？」
「自室に帰る暇はないが診てもらう時間はある程度のスケジュールにして見せるさ」
「あざっす」
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匿名(プロフ) - 白狐さん» ありがとうございます。とりあえず早くさしす組を登場させられるように頑張ります！ (3月22日 7時) (
レス) id: fb28870297 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - イラスト上手ですね！お話も面白いです！更新頑張って下さい!! (3月21日 22時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名 | 作成日時：2024年1月29日 23時
