イヤホン少女は優しい声が聞きたい１【呪術廻戦】

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虎杖side



虎杖「姉ちゃん!!?」



意識が無くなった姉ちゃんを抱きとめる。

眠ってる…だけ？



宿儺「案ずるな。
情報過多と呪力の接種多量で脳の処理諸々が追いついてないだけだ。」


虎杖「はぁ？なんでお前がわかるんだよ。」


宿儺「…さあな。
それより早くイヤホンとやらを付けろ。」


虎杖「あぁそうだったそうだった。」



イヤホンを付け、五条先生の元へ向かう。



虎杖「せんせー!!!!!」


五条「おー悠仁どうしたの〜？」


虎杖「姉ちゃん倒れた！」


五条「んー。イヤホン外した？」


虎杖「うん。」


五条「じゃあ情報過多と呪力の接種多量のせいかな？」


虎杖「あ、やっぱり？」


五条「ん？」


虎杖「いや、宿儺も同じこと言ってたから。」


五条「へ〜。よく知ってるねぇ？」



姉ちゃんを五条先生に預ける。



五条「まぁ東京側は1人多かったし丁度いいね。
Aの怪我もまだ治りきってないし。」


虎杖「怪我？」


五条「特級4体を一気に相手した時があってね？
その時の傷がまだ治りきってないのよ。
本人は平気平気って聞かないけど。」



近くのソファに姉ちゃんを寝かせ、ちょっとだけ制服をめくる。

そこには数多の傷跡と包帯などの治療が施されていた。



五条「術式が戦闘向きじゃないから怪我するのもしょうがないっちゃしょうがないんだけどね…。
この間のはいつもの比じゃなかったから。」



五条先生は自分のも上着を脱ぎ、姉ちゃんにかける。



五条「そろそろ行きな。
ミーティングしてるはずだよ。」


虎杖「はーい。」

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