どうも、呪縛師です【呪術廻戦】

理解が追いつかないことってたまにあるよね ページ8

Aside






新1年生と初めて顔を合わせた翌日から、再び任務のために遠征をし、1週間後、学校へ戻って来ていた。




寮へ着いたと同時にタイミングよく電話が鳴り、液晶画面には"五条悟"の文字。
仕方なく出ると、「今寮いる？いたら解剖室来てくれる？」とだけ言い、一方的に切りやがったので、行くかばーかと心の中で悪態を吐く。が、解剖室と言うあまり良いとは言い難い響きの言葉が引っかかったので結局、解剖室の扉を開いたところが現在。





『……どういう状況？』





解剖室の中には、その主とも言える家入硝子と私を呼び出した張本人五条悟、何故か慌てふためいている伊地知さん。そして、解剖台に全裸で座る虎杖悠仁がいた。



念のため2回言うが、"解剖台に全裸で座る虎杖悠仁"がいた。




『もう一回聞くけど、どういう状況？』



五条「良い反応だね」



虎杖「ちょっと俺、服着たいな〜」



家入「伊地知、服持って来てあげて」



伊地知「は、はい！畏まりました」






『え、、どういう状況？』






五条「悠仁ね、さっきまで死んでたのよ」





ここまで状況が把握できないなんてあるだろうか。情報が多すぎて理解が追いつかない。
もしかして、、




『五条先生領域展開してます？』



五条「無量空処じゃないよ。頑張って理解して」



『死んでたけど、硝子さんが治したってことですか』



家入「私じゃなくて、宿儺が治したの」



『へ〜、まぁ、いいや』




理解に苦しんだ末、理解することを諦めて、疑問に思ったことを口にする。




『で、なんで私呼ばれたんですか』



五条「いい質問！これから、交流会まで悠仁を死んだことにして匿うんだけど、その間特訓をしたいわけよ。で、僕が悠仁にずっと付いていられるわけじゃないから、そこら辺をAに頼もうと思って」



『…いいですけど。私も任務ありますよ』



五条「うんだから、ちょっと忙しくなっちゃうけど大丈夫？って確認」



『減らしてくれるわけじゃないんですね』




「じゃあ悠仁！」と伊地知さんが持ってきた服に袖を通している虎杖に声をかける五条先生。




虎杖「なんスか！」



五条「服着たら、Aと地下室行っててくれる？A、部屋わかるよね？」



『はい』



虎杖「地下室？」



五条「そ。これから君が特訓する部屋」






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五条先生、責めるほどでもない程度の遅刻やめてください→←作者より 裏設定的な

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