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撫で方 ページ7
傑『キスしていい?』
傑らしからぬ発言
でもどこか変だった傑を感じ取ってどうにかしなくちゃと思っていた私の心は揺れる
虚無だらけの目で見つめられて思考が停止する
だけど
『ダメ、浮気はできないよ』
傑『だよね』
へらっと笑うとごめんと言って俯いてしまった
『…何か他にも悩んでるなら言ってね』
『私悩み事聞く!』
傑『悩み…そうだね』
傑『何をすればいいのか、、どう選択すればいいのか、分からないんだ』
これまた難しいなと思いながら、考えてみる
『…傑らしく生きたらいいんじゃないかな、自分のしたいことするのが1番だよ。じゃなきゃ辛いだけでしょ?』
傑『私のしたいこと?』
『うん、やっぱりそれが1番だよ』
傑『そっか…色々聞いてくれてありがとう』
よいしょと立ち上がった傑は、悟や甚爾くんとは違った乱雑な撫で方ではなく、落ち着くような安心するようなそんなお母さんのような撫で方だった
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作者名:猿集合 | 作成日時:2023年11月9日 21時