10年かけて得た君の隣、絶対誰にも譲りません！3【五条悟】 (ページ44)

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らしくないね、頭でも打った？ページ44

悟『いや〜おっまたー！』

『おかえり悟』

悟『いやぁ聞いてよA、悠仁ってばかっこよくてさ』

悟の話を聞きながら、虎杖くんに視線をやれば少し照れくさそうに頬をかきながら笑っていた

悟『よし、これから色々行くとこあるんだけど、A来る？』

『…今更な気するんだけど、、でも今日は用事あるから帰るよ』

悟『用事って？』

『なんか直哉から連絡あってさ、急ぎかな？分かんないけど会ってくる』

悟『え？待ってアイツと連絡取り合ってるの？』

『うん』

悟『行こっか悠仁、タラシは置いてこ』

悠『先生、Aさんってタラシなの？』

悟『そうだよ、誰にでも優しくしてすぐ腕とか組んじゃったりする、超がつくほどのタラシだよ』

『ちょっ、タラシじゃないから！』

その後口論するも、すぐさま行ってしまったので1人携帯を見つめることにした

＂ついた＂

早いなと感心しながら、何用なんだろうと思いながら高専へと急いだ

出入り口辺りだろと歩いていると、なんとも目立ちすぎる髪の毛が痛いぐらい目に入った

『直哉、元気してた？』

目の前まで来たあたりから

ふりふりと手を振りながら笑って見せる

するとどうだろうか、彼の手が私の頭まで伸びてきてそのまま勢いよく私の頭に直哉の拳が直撃した

『いったぁー！！何すんの！？』

直『早よ既読つけろ言うたやろ、数分に一回はチェックしろカス』

『暴力反対、ほんと直哉って何にも変わってない』

ひりひりと痛む頭を撫でながら、直哉を睨むも

上から見下らされ返したのですっと視線を逸らした

『兎に角、今日は何の用ですか？』

直『何もないけど』

『は？』

直『理由がないと会いに来たらあかんの？』

『………』

『…誠に申し訳ございません、貴方は誰ですか？』

直『本気で言っとるんやったらどつくで？』

殴られるのは嫌なのですすっと距離をとった。