『弱くたっていいんだよ』 ページ41
悟『ねぇA』
『なに?』
悟『もし僕がしくったそん時はAが支えてね』
悟『まぁ僕最強だし、そんなことないと思うけどね』
『ふふ、保険?』
悟『うん保険』
悟『ねぇA、僕強いよね?』
『最強なんじゃないの?』
悟『そうだけどさ、やっぱり僕って完璧にもう最強なわけじゃん?なら強いって思われるのって大事だと思うんだよね』
悟『生徒に頼れる先生!と思わせるにはやっぱり強さの強調っていうかさ』
『まぁでも私の前なら((悟『とにかく!そのためにはどうすればいいと思う?』
『えぇ〜むずいな。そんなのぱっと出てこないよ』
悟『だよねー』
次々と思い返しながら、風にさらさらと靡く悟の髪を撫でる
閉ざされたまつ毛の長さに嫉妬しながらも、こんなにも幼い顔をして眠る悟にふっと笑う
『あぁそうだ悟、あの時悟が被せてきたから言えなかったけど、、というか多分悟が起きてる時には言わないほうが良かったかもだけどさ』
『私の前でなら、弱くたっていいんだからね』
『だから、もしダメだって時が来たならその時は絶対に言ってね』
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作者名:猿集合 | 作成日時:2023年11月9日 21時