時間が経つのは早い ページ29
そんなかっこいいことを言ってくれてから数ヵ月後の現在、恵が高専に入学してからもう何十日か経っているわけですが
いやはや時間というものは早いですな
そんなことを考えている私ですが、今現在何もやっておりません
というものの暇なのです
私の任務全部掻っ攫われちゃったし、恵は任務に出たし
掻っ攫った本人、悟はその任務に出かけたし
もう1人の1年生は事情がありまだ来ないし…
頭は格別良くないから授業はできないから、用意することないしで、暇な日が続いております
遊びに行くったって、1人じゃ遊べることないしね
あーうーんと困りながら部屋中をくるくると回っている私
そんなこんなしているとピロンっと音がした
なんだなんだと携帯を開くと、連絡は悟からで
暇ひま？という連絡だった
暇だよと打ち込もうとするけど、先にピコンとまた音がなり画面をみる
既読早いし暇だよね
なんだコイツと思いながら、ビンゴと送っておく
続いてまた悟からで
じゃあさ��宿儺の指��探してくれない？
僕忙しいからさ、暇なAならちょちょいと見つけれるでしょ？？頼んだよーー
任務勝手に受けてんのは自分でしょーがと思いながらもすることないし、探してみることにした
『ってもさ、どうやって探すのよ』
やっぱり伊地知くんに聞いた方が良かったかな
いやでも仕事増やすのはあれだし……
学校、病院とかかな
魔除けとして置かれてたって聞いたことあるし、、悟から
ひと通り探そ
そう意気込み外へ出た
〜約4時間後〜
『どこ探してもないんだけど、、やっぱりアレかなもう呪霊が取り込んじゃってますよパターンかな』
歩き疲れた、足も痛いしでもう休みたい
ふらふら歩きながらも、なんの収穫もなしに帰るのはなと思い
いたらダメなんだけど、呪霊がいそうな所へ行くことにした
〜裏路地〜
『裏路地とかってなんかよく色々起きるところだから、ワンチャンいそうだよね』
ゆっくり周りを気にしながら歩いていると、より一層真っ暗で奥が見えない道を見つけた
『…行くしかないよね』
好奇心を抑えられず真っ暗な道へと足を進めた
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作者名：猿集合 | 作成日時：2023年11月9日 21時
