検索窓
今日:10 hit、昨日:7 hit、合計:26,315 hit

7頁 ページ8

夜「とにかくAが帰ってきたら、会議室に来てくれ。」


そう言って寮から出ていく。


家「Aからあまり家族の話って聞かないけどAのお兄さんってどんな人なんだろうね。」


夏「そうだね。どんな人か全く想像がつかないな。」


五「俺はパス。なんでわざわざ会わなくちゃいけねぇんだよ」


夏「ちょっと待て!悟!」


夏油が引き止めようとするが、五条は止まらず自分の部屋へと消えて行く。



家「無理に会わせなくてもいいんじゃない?五条が行っても反抗するのは目に見えてるし、かえってややこしくなるんじゃない?」


たしかに家入の言う通りかもしれない…と夏油は思い、引き止めることを諦める。


1時間ほどたった頃、共同スペースの扉が開く。


Aが帰ってきたのだ。


『ただいま〜』


家「お帰り。任務で怪我とかしてない?大丈夫だった?」


『大丈夫だよ。心配してくれてありがとう』


夏油は自分の時との違いに苦笑しつつAに飲み物を差し出す。


夏「お疲れ様。落ち着いてからでいいと思うが、夜蛾先生が会議室に来て欲しい…と。君のお兄さんが来ているらしい。」



その言葉を聞いた瞬間Aの顔色が変わる。


もともと色白の肌が白を通り越して青くなっている。


手に持つペットボトルに入っている水は小刻みに震えだす。


夏「Aちゃん!?大丈夫か!?」


Aの手の震えは次第に全身に伝わりAはそれを押さえるために自分を抱えるように腕を抱く。


次第に呼吸が早くなり目には涙の膜が張る。


家「A!!落ち着け!!」


過呼吸になりかけているAをこのままでは不味いと思い、呼吸を落ち着けるように声をかける。


家「夏油!紙袋を持ってきて!!」


夏「あぁ!!」


夏油は急いで紙袋を取りに行く。


いよいよ呼吸が苦しくなってきたのか、Aは手を喉にかける。


家「A!!大丈夫だから」


喉に手をかければ余計に苦しくなると思い、Aの手首を掴む。

8頁→←6頁



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

み付 - 今日初めて読みました とてもいい話です!質問ですが続編のパスワードがわかりません。できれば教えてください (8月25日 23時) (レス) id: 6c0bcf64f8 (このIDを非表示/違反報告)
催花雨(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条さんオチにしようと思ってます!ありがとうございます!これからも読んでくださると幸いです!これからも宜しくお願いします。 (2021年5月5日 21時) (レス) id: d4f28ace1d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月4日 0時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
催花雨(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!ヒロインちゃん頑張ってちょっとずつ心を開かせていくので、その過程も楽しんでいただけたら嬉しいです! (2021年1月7日 21時) (レス) id: d4f28ace1d (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ヒロインが五条くんとどのように関わっていくのか楽しみです!更新頑張って下さい☆応援しています! (2021年1月7日 21時) (レス) id: eedcdb2f62 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:催花雨 | 作成日時:2021年1月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。