ぷろろーぐ ページ2
朝。
何時も通り起きて、何時ものように登校する。で、何時も通り遅刻。(あかんやん)
今日も、何時もと変わらんはずやった。
なのに。
「堀宮さん今日顔色悪いね、どうしたの??」
なんか声するなぁ……←ガン無視
「え、ねぇ、ちょっと!!無視?!」
あーうるさ。そろそろ執着い。
『お前さぁ、いい加減うるさいねんか??………ちょっと“黙れ”。』
「……ッは、!?…っ、!〜ッ!?」
………あり???なんかほんまに黙った………つか…なに驚いとん…?
『おーい……山田??』
「っ、!!ッ〜!!」
『や、やま、だ……?ちょぉ…笑えんよ…?はよ……はよ、話してや……山田…?』
「…!!!ッ〜!!!」
悲報、幼馴染み兼後輩の山田がいきなり声を失いました。タチケテ。
『山田ぁ……声………“声、出して”や……』
「ッ〜…!!っあ、カハッ、はぁ……は、堀宮、さん……?なに、したの………」
は?いや、私なんも………
「あっ!!!そうか…!!成る程!!ねぇ堀宮さん!!何で突然堀宮さんに“呪力が宿った”の!」
『じゅ………?』
「じゅ・りょ・く!!!呪力だよ!」
『呪力って何やねn…ヒェ…山田、おま、後ろ、なんやねん、そいつ……!』
「後ろ…?……何もないけど……ハッ…まさか!!!」
『な、なんやねん、お前!!!山田に……私の後輩兼幼馴染みのこいつに“近寄んな”や!!』
私が叫ぶと君の悪い“ナニカ”が近寄れなくなった。
あぁ、成る程………呪力って、アレか。これ、呪い?だっけ…見えるようになったちゃったか……
悲報:私、堀宮 A、本日より呪術師になりそうです。
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