1 プロローグ ページ1
「五条さんが行けなくなったから、私が行け、そう言う事ですか?」
「そうだ」
即答で返事をされて、溜め息が零れた
「分かりました。では、行って来ます」
頼まれた事を済ませに、現場まで向かった
現場で、辺りを見渡したが、伊地知さんは着いていないようで、伊地知さんの車が見当たらない。仕方がないので、壁に凭れ掛かり、携帯をいじって、到着を待った
「天使さーん」
暫くすると、声が掛かり、携帯から視線を外して、顔を上げた
「伊地知さん、こんばんは」
「こんばんは。今日は、よろしくお願いします」
「任せてくださいよ。しっかり見守るので」
そう言って、後ろにいる三人を見た
「誰?」
「伏黒、知ってる?」
「ああ、一応・・・」
自己紹介をした方が良いようで、伊地知さんの隣に立った
「天使 Aです。一応、高専で教鞭を執ってる、四級呪術師だよ。よろしくね」
自己紹介をすれば、伏黒くん以外が驚いたような表情を浮かべた
「俺は大した呪力も無いから、頑張って。後ろで応援してる」
そう言うと、女の子に露骨な顔をされた
一年生との初めての顔合わせの印象は上々と言ったところだ
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作者名:空白可能 | 作成日時:2021年1月2日 12時