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「...紫月さん、紫月さん。」
『...』
「...ここ最近激務続きでしたもんね。」
そう言って補助監督は道路脇に車を止め、
携帯を取り出した。
家入にメールを送る。
【もう少しで高専に着くのですが、
紫月さんが後部座席で眠っているので、部屋まで運ぶのを手伝ってください】
紫月は華奢だから、眠っていて身体の力が抜けていても女性2人で運べるだろうと見たのだ。
すぐに【了解です】と返事が来た。
改めて、車を走らせる。
高専内に車を止め、家入を探す。
まだ、紫月はぐっすり眠っている。
「あれ、家入さんいな_____」
悟「Aは?まだ寝てんの?」
来たのは、家入ではなく五条だった。
「あ、五条さん。はい。後ろで...」
悟「ったく...」
少し乱暴に、後部座席のドアを開ける。
「...起こさないであげてください。」
悟「あ?...あぁ。わーってるよ。」
てっきり頬でもつまんで無理やり起こすと思っていた彼女は驚く。
そのまま五条は紫月を抱きかかえ、寮の方へ向かっていく。
悟「俺が寝かせとくから。
報告書とかはコイツが起きてからでいいだろ?」
「...はい。よろしくお願いします。」
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時