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『え』
それって...
傑「Aはいつも私の欲しい言葉をくれる。」
妙に堅苦しくて、それでいてすこし甘ったるいこの雰囲気に押しつぶされそうになる。
...だめだよ、傑
「まもなく上諏訪、上諏訪です。」
傑「言わないでおこうかとも思ったんだけど」
電車が止まる。
傑は席を立った。
どうやら彼の任務はここが最寄りらしい。
傑「好きだよ、A。
私は君のことが好きだ。」
『あ....』
言葉がうまく出ない。
じゃ、任務頑張ろうね。と言って傑は行ってしまった。
傑が、私を、
私も、傑が...?
でも私は呪術師で、
今日死ぬかもしれない
明日死ぬかもしれない
恋愛なんて無縁だと思ってた。のに。
『しかも言い逃げ......』
とりあえず、一旦頭の片隅によけておこう。
今日を生き抜くために、
私は頬を叩き気の抜けた顔を正した。
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時