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翌朝
私はあの後3時ごろには呪術連に戻り、睡眠をとっていた。
身支度を整え、村に戻る準備をする。
時刻は午前11時。
『...ちょっと寝過ぎたかも』
「本当に俺たちも行かなくていいのか?」
呪術連時代の同期に声をかけられた。
『うん、あまり大勢で行って怪しまれるのも困るし。
あの子達も知らない人がたくさん押し掛ければ怖がっちゃう。』
現に私が昨日1人で行った時も怯えていたのだ。
「そうか。じゃあコッチで準備は整えとくから。
気をつけて行ってこいよ。」
『わかった。...ありがとう。』
「あ、そうだ。お前の同期だっけか、夏油って奴に会うかもしれんな。」
『?』
どうして傑に会うんだろう。
朝一の便で来てるはずだから、もう任務に向かっているだろうけど...
「■■村だろ?行方不明者が増えてて、呪霊が確認されたからそいつを呼んだんだよ。」
...■■村って.....
『え!?地元...』
「知らなかったのか?」
『知らないも何も...なんで私じゃないの?』
「そりゃあ気ィ使ったんだろ。お前あそこの住民に聞き取り調査とかできないし。」
『確かに....』
「ま、特級らしいし問題ないだろうけど手こずってたら助けてやれよ。」
『あ、あぁ、わかった。』
車に乗り込み、出発する。
まさか傑の任務先が私の地元だったなんて...
聞いた瞬間はこんな偶然があるのかと頭が真っ白になった。
聞いていた通り、村の入り口には一台の車が停まっていた。
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時