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呪術連のみんなには、とても歓迎された。
私の荷物も、部屋も、手付かずのままとっておいてくれていた。
いつ帰ってきても良いように。
私の第二の実家なのだ。ここは。
荷物を置き、今度こそ最低限のものをポケットに入れ、寮を出る。
高専の制服の上からは黒いローブを身にまとい、フードを深く被る。
口元は黒のスカーフで覆う。
側から見ればとてつもなく怪しい。
だがこれは私自身を守る為。
...こうしなければ、私は地元を歩けない。
車で近くまで送ってもらい、歩く。
時刻は0時を回っていた。
木々をかき分け、
■■郡■■村■■。ここが私の故郷。
10軒ほどしか家屋はない。
そのほとんどは畑で野菜を育て、各々売ったり自給自足をしたりしている。
陸の孤島、と呼ぶにふさわしい地域かもしれない。
すべての家の明かりが消えている事を確認する。
なるべく音を立てないように、
私は自分の家の裏口へ向かう。
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時