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確かに考えてみれば少しデリケートな質問だ。
私は無意識に傑の地雷を踏んでいたのかもしれない。
傑は驚いて、手をブンブンと振る。
傑「っ違う、違うよ...!
...私にはアレが普通で、周りからも当たり前に求められてて。
誰も私が取り込むところを見たことはなかったし、
味なんて興味もなかった。」
私は真っ直ぐ傑を見つめ、
話を聞く。
傑「...味を言った時、君は私の手から呪霊を奪って祓ったよね。」
『...勝手にごめん。』
傑「そのあと一緒にご飯に行ったよね」
『...よく覚えてるね。』
傑「もちろん。
...嬉しかった。不思議と心が救われた。
軽くなったんだ。」
『....そんな、大袈裟な、』
傑「大袈裟じゃない。大真面目だよ。」
そう言う傑の顔は、前のような、
優しい笑顔だった。
傑「心が折れそうな時、
自分の信念がブレそうな時、
自然といつもAを思い出すんだ。」
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時