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私は今朝荷造りしておいた鞄、と言っても2泊分の着替えは呪術連の寮の私の部屋に残っているし、特別持つものはない。
ふと、棚の上に置いていた写真立てが目に入る。
『これ...去年の悟の誕生日にみんなで撮ったんだっけ。』
悟と傑、私と硝子がケーキを囲んで写っている。
私と硝子がクラッカーを悟に向けて、
談話室に入ってきた瞬間驚かせる。
その隙に傑が悟にクリームを乗せたお皿を顔面に押し付けたんだっけ。
懐かしいな。
この写真、灰原が撮ったんだ...
これからも、こんな風に誰かの誕生日をみんなで祝えるだろうか。
『確かこの写真、2枚現像したはず...』
後ろを開けると、同じ写真が2枚出てきた。
他の住民に私と関わりがあることが知られたらきっと両親は虐げられる。
だから今までもお土産は一切持っていかなかった。
でも写真の1枚くらい、タンスの奥の奥に隠しておけばいいんじゃないか。
帰省した時に硝子たちの話はした事があるけれど...
この写真を1枚両親にあげよう。
みんなの事を、私の大切な友人を、紹介したい。
私は写真をカバンの横ポケットに入れた。
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます！嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください！ (2021年1月3日 12時) (
レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります！楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾ゞ | 作成日時：2020年12月21日 10時
