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『まさか、土地神だったなんて...』
土地神とは、本来その地域の住民や自然を守るもの。
でも時代とともに忘れ去られ、信仰が薄くなった神が突然呪いに変わることがある。
今回がそのケースだった。
偶然に偶然が重なった結果だった。
七「紫月さんすみません...あれだけ言われていたのに...」
『七海が謝る必要なんてどこにもないよ。
すぐに救援要請したじゃない。』
偉いよ、ありがとうね。と七海に言う。
傑「...今はとにかく休め七海。
任務は悟が引き継いだ。」
誰から聞いたのか、傑は悟が行ったことを知っていた。
私の隣に座る七海は何も言わず上を向いている。
傑と目が合う。
無理矢理でも寮に戻らせた方が良い、そうアイコンタクトされる。
『...七海、』
私は七海の肩をポン、と叩く。
七「...もうあの人1人で良くないですか？」
傑「...」
『...』
私も傑も、彼の言葉には何も答えられなかった。
『...七海。部屋に戻ろう。』
私は彼の左手を自分の肩に置き、右手を握る。
七海は大人しく私についてきた。
『ごめん、先に失礼するよ』
一度だけ、灰原の方を見て私は七海を部屋に戻らせた。
灰原の死と七海の言葉が、重く、重くのしかかる。
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます！嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください！ (2021年1月3日 12時) (
レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります！楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾ゞ | 作成日時：2020年12月21日 10時
