81. ページ34
『...っ......!』
私は布をかけ直し、しゃがみ込む。
彼はどうしてこんな死に方をしなければならなかったのか。
もし、私が代わりに行っていたら、
もし、行く前に二級案件ではないと分かっていたら、
もし、
もし______
傑「ッ灰原...!」
『!...傑』
任務から帰ってきてすぐ来たのだろう。
傑が慌てた様子で灰原の名前を呼ぶ。
『...顔、見せてあげなよ』
私は遺体からそっと離れ、七海の隣に座る。
傑は布をめくり、どうして....と絶句した。
七「なんて事はない二級討伐任務のハズだったのに...
クソ、産土神信仰...アレは土地神でした...一級案件だ...!」
七海は悔しさを溢した。
私たちからしても大切な後輩、仲間だ。
でも七海からすると唯一の同期なんだ。
悔しい、なんて言葉じゃ表せない感情が彼を押しつぶそうとしている。
248人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時