またいつか。2【呪術廻戦】

66． ページ18

空気がピリつく。

私こんな事しにきたわけじゃないんだけど。


傑「....A。私は大丈夫だよ。
この人の言っていることは突飛だけど一理あった。

私は一選択肢として彼女から意見を聞いただけだよ。」


嘘。

貴方の目は今憎悪で満ちている。


...手遅れだった。

『由基。...良いタイミングでつけ込んだのね。』

九「あっはっは！何の事かな？」


『ふざけるなよ...！』

巻物を開ける。
いつでも術式が出せる状態。

九「大体さ、Aだって原因療法(コッチ)側だろう？」

傑「！」

『...出来るならね。
でも貴女の言う論説は全部はるか彼方の理想にすぎない。』

無謀すぎるんだよ。そう言った。

確かに私は呪霊を生まない世界はとても理想的だと思う。
でも無理。はっきりと言える。

由基と同じことを説く人物はたくさんいる。

過去にもいた。

でも無理だったんだ。


だから呪術師(わたしたち)が今もいる。

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