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今年は呪霊が蛆のように湧いた。
昨年は災害が頻発したから、そのせいもあるだろう。
おかげで私たちは授業そっちのけで毎日任務に駆り出されている。低級がほとんどなのが救い。
そろそろ秋に入るから、落ち着く頃だとは思うけれど...
今日も私は午後から3件、任務が入っている。
一つは少し距離があるため、そろそろ高専を出なければいけない。
『...あ、もうこんな時間だ。行かないと、』
悟「どこ?」
『長野。あと埼玉2件。』
硝「まぁまぁ遠いじゃん。」
悟「なんだ、方向同じならデートでも誘おうと思ったんだけど」
こんな多忙期に何を言っているんだ。
まぁ悟の言うデートはいつもの「帰りにご当地の甘味を食べる」事だろう。
....そもそも私甘いものはそこまで好きではない。
任務後ならなおさら食欲もない。
『何言ってんの。"任務"でしょ。』
硝「振られてやんの」
悟「ひっでぇ、俺の誘い断るとか理解できねぇ」
『はぁ...顔は良いのにそういうとこなんだよな...』
性格がクソ。本当にクソ。
どうしたらここまでひん曲がるのかと毎日思っている。
傑「それなら、私とデートするかい?」
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綾ゞ(プロフ) - カイトさん» カイトさん、コメントありがとうございます!嬉しいです泣鋭意作成中ですので、お待ちください! (2021年1月3日 12時) (レス) id: cfbf242659 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしています (2021年1月1日 22時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月21日 10時