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48. ページ50

『「え?」』
 

珍しい。悟がそんなことを言い出すなんて。


『なに、どうしたの急に。
脳に反転術式回せてないんじゃないの??』

隣で硝子が吹き出す。

硝「Aそれ過去一面白いかも」


過去一がこれか....



悟「テメェら後で覚えてろよ...。

...俺が見てわかるくらい痩せてんだ、流石に心配」


傑「....いや、午後の任務が終われば一旦落ち着くから。
そしたらゆっくり休ませてもらうよ。」



どうしてそこまで無理をするのか。

任務が増える=取り込む回数が増える


私は食べたことが無いけれど、1年の時傑から聞いたあの味。

______吐瀉物を処理した雑巾の味

想像しただけで吐き気がする。


呪霊を取り込まなければいけないのは分かっているけど、どうしても心配してしまう。


昔、私を落ち着かせるために傑がたくさん言ってくれたその「大丈夫」は、いつのまにか私たちを遠ざける言葉になっていた。


________________________
2021.1.1 追記

すみません続編と関連付けしてませんでした...
またいつか。2【呪術廻戦】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/jujuryoryo3/

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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

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