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『「え?」』
珍しい。悟がそんなことを言い出すなんて。
『なに、どうしたの急に。
脳に反転術式回せてないんじゃないの??』
隣で硝子が吹き出す。
硝「Aそれ過去一面白いかも」
過去一がこれか....
悟「テメェら後で覚えてろよ...。
...俺が見てわかるくらい痩せてんだ、流石に心配」
傑「....いや、午後の任務が終われば一旦落ち着くから。
そしたらゆっくり休ませてもらうよ。」
どうしてそこまで無理をするのか。
任務が増える=取り込む回数が増える
私は食べたことが無いけれど、1年の時傑から聞いたあの味。
______吐瀉物を処理した雑巾の味
想像しただけで吐き気がする。
呪霊を取り込まなければいけないのは分かっているけど、どうしても心配してしまう。
昔、私を落ち着かせるために傑がたくさん言ってくれたその「大丈夫」は、いつのまにか私たちを遠ざける言葉になっていた。
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2021.1.1 追記
すみません続編と関連付けしてませんでした...
またいつか。2【呪術廻戦】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/jujuryoryo3/
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時