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確かに、意識が朦朧としている。
伏「常人なら食らった瞬間に意識失うような代物だ。
...やっぱとことんバケモノしかいねぇのな。呪術連は。」
じゃあな、と言い本殿への道に歩みを進める。
あいつ...なんで本殿への入り口がその道だってわかる...、
『ま....て...』
駄目だ、頭がぼうっとする。
傑「絶対、死なないでくれよ。」
ねぇ、傑。何で出てくるかなぁ。
硝子、私たちがいなくなったらひとりぼっちじゃん。
傑だけでも残れば、寂しくないよね。
私は悟とあっちで仲良くするよ。
どうせ死ぬなら、最後に1発....
『領...域.....展開.......』
伏「!!」
『【雲隠】』
あたり一面、「無」に包まれる。
雲隠は本文が存在しない。
その名の通り、何も感じない。何も見えない。聞こえない。思考すらも、奪う____________
『顕..現....【藤壺】』
最後の呪力を振り絞り、呪霊・藤壺を顕現させる。
その美しい風貌からは想像できない強い剣技で、舞い、刺す_______
『おね...が...あいつを......』
藤壺はこちらを見て静かに頷き、深い霧の中に消えた。
_____________あぁ、まずいな
私が死んだら領域は閉じる。
お願い藤壺。少しでも多く傷を負わせて____
『は....ぁ...』
流石にもう無理かも......
『みんな、大好きだよ.....』
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時