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11. ページ13
慣れた手つきで発信履歴を表示する。
1番上にある名前。「紫月 A」にかける。
数回の呼び出し音。
聞こえてきたのは
「おかけになった電話番号は、現在通話中です。」
悟「...ッチ、こんな夜に誰と電話してんだよ...」
時刻は23時を回っている。
悟「傑なら流石に起きてるだろ。」
傑の部屋まで来て、ドアに手をかける。
悟「...?」
傑「うん。それなら安心だ。お願いするよ。」
傑のやつ、誰かと喋ってんのか...?
_____なんとなく、わかってた
ガチャッ
悟「おーい、傑ー。」
そこには、いつも通りの笑みを見せる傑と、耳元に添えられた携帯電話。
いや、いつも通りじゃないな。初めて見る笑顔だ。
悟「...なに、電話?」
傑「はぁ...悟、ノックぐらいしろよ...」
_______きっと、電話の相手は
『やっほ、悟。たんこぶ治った?』
___今1番聞きたかった声。
____さっき繋がることのなかった電話の主。
悟「A...?」
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時