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43. ページ45
悟「A。傑。」
『ん...。なに?』
悟「コイツら、殺すか?
今の俺なら多分何も感じない。」
『!』
三途の河を渡りかけ、やっとの思いで生を取り戻した。
生きていることが尊く、嬉しい。
その感情を噛み締めた直後なのに、
なのに、
『あ.....』
グイッ
傑「いい。意味がない。」
傑に腕を引かれる。
傑「見た所ここには一般教徒しかいない。
呪術界を知る主犯の人間はもう逃げた後だろう。」
__________それもそうだ。
言わば洗脳、この人たちは悪くない。
殺したとしても何にもならない。
むしろ私たちが処刑されてしまう。
この人たちは守るべき人。
悟「意味ね
...それ、本当に必要か?」
傑「大事なことだ。
特に術師にはな。」
『私たちも命をかけてる。
意味もなくできるような仕事じゃない。』
自分自身に言い聞かせるように、呟く。
傑「....うん、そうだね。」
傑は私の手を握り、優しく微笑んだ。
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作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時