検索窓
今日:1 hit、昨日:27 hit、合計:195,989 hit

43. ページ45

悟「A。傑。」

『ん...。なに?』


悟「コイツら、殺すか?

今の俺なら多分何も感じない。」



『!』


三途の河を渡りかけ、やっとの思いで生を取り戻した。
生きていることが尊く、嬉しい。

その感情を噛み締めた直後なのに、


なのに、

教徒たち(コイツら)に虫唾が走る


『あ.....』

グイッ

傑「いい。意味がない。」

傑に腕を引かれる。

傑「見た所ここには一般教徒しかいない。
呪術界を知る主犯の人間はもう逃げた後だろう。」


__________それもそうだ。
言わば洗脳、この人たちは悪くない。

殺したとしても何にもならない。
むしろ私たちが処刑されてしまう。


この人たちは守るべき人。


この人たち(弱き)は守る。



悟「意味ね
...それ、本当に必要か?」

傑「大事なことだ。
特に術師にはな。」


『私たちも命をかけてる。
意味もなくできるような仕事じゃない。』


自分自身に言い聞かせるように、呟く。


傑「....うん、そうだね。」
傑は私の手を握り、優しく微笑んだ。

44.→←42.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (115 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
273人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。