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「お前ら何しにきたんだよ。注文しねぇならさっさと帰れ。今回は悲しいけど硝子も連れてけ泥棒!!」
「泥棒でもなんでもねぇわ。つーかお前、なんでここで働いてんの?」
「いやなー、店長がな、忙しいからちょーっとの間だけ、どーしてもって言うからぁー」
「…………本当は?」
「…………店長のお気に入りの皿割りました」
「お前が悪いんじゃねぇか」

だって!!と言い訳しようとしたAが店長に呼ばれた。

「注文考えとけよ!!ちなみに私のおすすめはこれとこれ」

なんかおすすめだけ言われてAは厨房に戻っていった。
マジで何してんだあいつは。

店中からAを呼ぶ声が聞こえる。その声に俺はため息をついた。

「あー!!私のビール飲んだな!?」
「バレちゃった??Aちゃんと間接キッス期待してたのになー!」
「期待すんな!店長ォ!!3番テーブルに生追加!!!」
「新しいの頼まれちゃったー!!」

Aと間接キス?

「Aちゃん!!ちゅー」
「キモい面寄せてくんな」
「おじちゃん悲しい!!」

客の方は酔いが回ってるからか、その行動がエスカレートしている気がする。

「Aちゃ〜ん〜どこ住み??胸触らせてよ〜」
「店長ォォオ!!!ぶん殴っていいですかァ!!!」
「あかーん!!!わかるけど!!それは、あかーん!!!」

Aはよく耐えれてんなと思う。俺だったらぶん殴ってる。

「Aちゃん!!いいケツしてんね〜」
「おい。触ってんじゃねぇよ」
「俺ちょっと行ってくるわ」
「私も」
「やめろやめろ。お前ら2人が行ったら殺人現場になる。私が行く」
「硝子が一番危ねぇよ」

とりあえず、Aをここに置いておくことは危険だと言うことが俺たち全員の心の中で合致した。
注文を取りに来たAを強制的に座らせる。

「A…………今日だけだよな?」
「何が?」
「居酒屋のバイト、今日だけで終わりだよね?」
「いや。明日も、っていうか1週間やるつも、」
「やめろ。今すぐやめろ」
「んな無茶なこと言うなって」
「A、何万なの?その割った皿」
「何万って、値がつくようなやつじゃねぇよ。硝子、まさか店長金で買収しようとしてる??」
「もちろん五条の金で」
「なんでだよ。……いくら?」
「マジで買収しようとしてんじゃねぇよ」

こうして俺らが話しているうちにもAコールは止まらない。

AAうるせぇな。静かにしろ。

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フルーツパンチ侍(プロフ) - きょきょさん» ありがとうございます(^ ^) これから最終章に向けて主人公サンの事が明らかになったり、ちょっとシリアスになっていきますが、主人公サンが必死で食い止めるみたいなので応援してあげて下さい┏○ (9月28日 21時) (レス) id: 7959978e00 (このIDを非表示/違反報告)
きょきょ - この作品すごく大好きです!更新楽しみにしてます! (9月27日 20時) (レス) @page14 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フルーツパンチ侍 | 作成日時:2023年9月23日 11時

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