五条悟の初生徒。 (ページ20)

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五「おはよーっ‼︎今日も元気にやっていこー！」

教室でボーッとしてると先生が入ってきた。
10分遅刻で。←

『おはよーございます。なんでそんなに嬉しそうなの…？』

五「ちょっと…ね…？」

なんかめっちゃニヤニヤしてる。
きもちわるっ←

1.2時間目は普通に座学だった。

3時間目の始め、先生が反転術式の話をしてきた。

反転術式は自分は勿論、人の怪我も治せる場合があるそう。

でもそれは硝子さんだけと言っても過言ではない。
先生も反転術式は出来るけど、他人は治せないらしい
だから今日の体術は反転術式を練習するらしい。

家「来たぞー。反転について話したか？」

五「まぁザックリと。これからは実践。」

どうやってするんだろう…。

『硝子さん、どうやって練習するんですか？』

家「あまりやらせたくはないが、自分で自分を傷つける。所謂，"自傷行為"だな。もし失敗しても私がいるから安心しろ。」

『ありがとうございます。それってカッターでどこか切るんですか？』

家「まぁ、そうなるな。」

『分かりました。』

私はそう言って靴のつま先から刃物を出した。
その状態のまま靴を脱ぐ。

五「え？何してるの…？」

腕の袖を捲りながら答える。

『私、ジワジワ切るのは嫌なんです。』

ｸﾞｻｯ

腕に思いっきりナイフを刺した。

家「っは…。」

ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀｯ

血が流れ落ちる。

『ﾌｩｰｯﾌｩｰｯ …ｯﾂ』

結構痛い。刺す場所ミスったか？
そう思いながらも反転術式をかける。

ひゅーっひょいっ

五「あ…。治った。」

『本当だ…。治った…。』

家「こりゃ凄いな。」

でもまだ腕を刺しただけだ。
今度は一度刺してから裂いてみる。

ｸﾞｻｯ
ﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯ

『ぁ"っ…』

これも反転をかける。

家「これも治るか。」

『ﾊｧｯﾊｱｯﾊｱｯ…』

五「…腕見して。」

そう言われたから血だらけの腕を出す。

五「怪我の跡も一切残ってない。これはすごいわ。」

家「今度は人の怪我治してみるか。おい五条，カッターで腕を切れ。」

『は…？大丈夫です。辞めてください。』

五「いや、いいよー。僕最強だから。」

ｼｭｯ

そう言って結構深く切った。

五「っ…。結構痛いね、これ。」

『ぁ…。治します…。』

ひゅーっひょいっ

家「治った…。」

五「あ、ほんとだー！」

家「モカ、もし良かったら怪我人の治療してみるか？」

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